
ロゼッタネットジャパン代表就任にあたり、ご挨拶申し上げます。
サブプライムローン問題に端を発した経済ショックは、世界経済の停滞、消費の落ち込みなど、日本企業にも例外なく大きな影響を与えています。世界経済では、GDPをアップさせ、経済を活性化させる方法が望まれています。ロゼッタネットジャパンでは、グローバルなサプライチェーンの活用のため、ITによる企業活動の支援を目指し、世界のロゼッタネット推進組織とも連携をとりながら、企業活動の効率化を支援してまいります。
これまでロゼッタネットでは、グローバルなサプライチェーンでの企業間情報交換(B2B)を標準化してきました。これにより、企業対企業における情報交換が格段に効率化されてきました。しかしながら、これまでの情報交換ではバッチ処理が主流で、比較的大きなタイムラグが存在していました。停滞する世界経済はさらなる効率化、スピードアップを要求してきており、これまでの企業対企業といった枠を越え、電文交換のバッチ処理間隔をさらに縮めるなどの効率化が望まれてきています。これは、企業内部のプロセスが他の企業内のプロセスとリアルタイムで連携するなど、企業をまたいだ高度なシステム間の連携を実現するともに、企業間の契約形態の変更も必要になってきます。
ロゼッタネットの企業活動での活用方法の拡大を図るため、サプライチェーンに加え、企業内プロセスであるエンジニアリングプロセスにも目を向け、ロゼッタネットジャパンでは部品技術情報流通WGを通してこれらの要求を満たすべく、活動を進めてまいります。
ロゼッタネットの利用は必ずや皆様方の経済活動を支える基盤として、活用いただけるものと確信しています。
“モノづくり日本”の競争力を高めグローバルに活躍していくためにも、更に多くの企業の方々に、ロゼッタネットジャパンに参加していただくことを、心よりお願い申し上げます。

松波 秀樹(MATSUNAMI, Hideki)
ロゼッタネットジャパン代表
富士通株式会社 IT戦略本部
IT投資マネジメント室
担当部長